先日、SES時代の仲間とWeb飲みをしました。10年以上前の昔話ではありましたが、そんなことあったね~というような話題で結構、盛り上がりました。
今回は、その昔話の中から、SESエンジニアであれば誰しもが経験したことあるような内容について、書こうと思います。
固定残業時間がきつい
「xx時間分の残業代は基本給に込まれています」というやつです。
SESでは、お客様と清算幅ありで契約していることがほとんででしょうから、請求額以上はエンジニアにも支払えないのは当たり前ですが、これが本当にキツイです。
大体のSESエンジニアは賞与もなく、年俸制で働いている人が多いと思います。しかも給与は多くないです。それで残業がほとんど出ないというのは、、特に若手はきついですね。
「うちに来ない?」で心揺れる
ある程度、客先で評価されるようになると、同業などから声がかかることが良くあります。私の経験では年収ベースで50万~100万UPするようなオファーが多かったと思います。給与が低いうちは本当に迷いますよね。
ちなみに私は、すべてオファーは断っていました。自分の将来は自分で選択し、進んでいきたいと思っていますので。
もちろん、オファーをいただけることは嬉しいですが、、もっとオファーももらえないような会社でチャレンジしたいと思っていましたので。
仲間がいつの間にか退職している
派遣先で働いていてたまに帰社した時、いつの間にか仲間が辞めたと聞くことがあります。ほんと、辞める時はサッといなくなっていて、驚きますよね。入社して一週間の研修中で来なくなった。なんてこともありましたね。
ちなみに私の経験ですが、SES企業に同じ日に入社した同期は、翌日来なくなったことがありありましたね。衝撃でした。
辞めた仲間とは連絡が取れない
退職は悪い事ではないと思いますが、やめた仲間はほとんど連絡が取れなくなります
私も苦楽を共にした仲間とは連絡を取りたいと思っていますが、いまだに連絡を取れるのは退職した仲間のうちの1割未満だと感じています。きっと、思い出したくないくらいの、辛い記憶なんでしょうね。
営業に対して不信感を抱く
これは営業によるかもしれませんが、技術者を派遣するために必死で説得してくる場合があります。明らかにキャリアの方向性と違っている場合でも、なんとか行かせようとします。
この現場で経験を積めば、次のステップに活きる
1~2年我慢して経験を積んだらジョブローテーションしよう
チームで参画するためにまずは切り込んで欲しい
こんな言葉はよく聞きましたね。完全に技術者を物売りだと思っている営業には、不信感をいだき「営業のxxが持ってくる案件には参画しない!」と関係がこじれたりします。
自社イベントに参加するのが辛い
基本は派遣先で働いていますので、どうしても自社との関係が希薄になります。そのため、半期に一度の全社ミーティング、一ヵ月に一度のチームミーティングなどは、どこの会社もあると思います。
平日開催は難しいので、休日開催となるものも多く、、知り合いがほとんどいないことも多く、自社イベントに参加するのは、辛い事も多いです。
まとめ
SESエンジニアの皆さんは、記載した内容について1度は経験しているのではないでしょうか?それに、ここに書ききれないようなことも多々経験していると思います。
思い返せば、ホント理不尽な事が多かったですね。ただ、当時は技術者が強い立場でもなかったため、我慢していたことが多く、SESから抜け出したい!とずっと思っていました。
過去の私と同じように、SESから抜け出したいと思っている人がいるのであれば、向上心を保って、スキルアップしていくこと、諦めないことが大切だと思っています。地味ですが、毎日努力続けていきましょう!
それでは。